Biodiversity(生物多様性)に学ぶ、多様性許容の重要性

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最近心酔しているとある方がおりまして、お話するたびに色んな事を勉強させてもらってるんですが、今日はその中の一つ、生物多様性って何だ?ってお話です。

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昨年10月に名古屋で生物多様性条約第10回締約国会議(COP10)というものが開かれました。(恥ずかしながら、私はこの会議の存在すら知らなかったのですが・・・)そして生物多様性普及サイトがこちら。

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「地球にやさしい」って何?


人間とは不思議な生き物で、環境を壊しては守り、動物を殺しては保護し、そういう行動ってのはそもそも何なんでしょうか?「地球にやさしい」ってワードを良く耳にしますが、私はこの言葉があんまり好きじゃないんです。環境問題ってのは、「人類を中心としての環境問題」であって、私たちが継続的に繁栄していけるための問題なわけですが、それは「地球にやさしい」んではなく「人類にやさしい」んですよね。ぶっちゃけ地球自身は恐竜が滅亡しようが、人類が滅亡しようが知ったこっちゃないわけで(笑)

絶滅危惧種ってのが沢山いて、よくニュースになっては保護活動が生まれたりしてますが、実は私はこの理由が本質的には分かっていませんでした。イリオモテヤマネコがいなくなることで人類にどう影響するのか?「絶滅しそうだから、さあ保護しよう!」という弱者救済的な気持ちよさだったりする?とか、多少穿った見方でみちゃってました。食物連鎖の実感が希薄だったんですね。

しかし、COP10のすばらしい(本当にすばらしい)映像群を見ていたら、この辺の気持ち悪さがとてもクリアになりました。いやいや美しい。

地球生きもの いのちつながり〜生物多様性
http://biodiversity.me/tunagari/195
※なんでyoutubeじゃないのToT;

多様性を認めることの重要性


このように生物多様性とは、人間にとって害を及ぼすかどうかで不必要だと判断するのではなく、巡り巡って支え合って生きていることを理解する必要があります。そしてこれは人間同士の関係性においてもとても重要なことだと思うのです。

宗教や民族の違いに起因する争いは歴史的に繰り返されていますが、人間同士の争いというのは、多様性の許容に解決の糸口があるように思います。また、私たちの暮らしや価値観は昭和の時代と比べ、もの凄く多様化しているので、経済活動においても多様性を認めることの重要性が日々高まっているわけです。

インターネットの本当の凄さ


私はインターネットの最大の強みは、時間と距離を限りなく0にできることだと思っています。(冒頭の心の師匠は「インターネットは時空を超える」と表現していましたが。)検索が無ければ図書館で莫大な時間を費やさなければ知る事ができなかったこと、コミュニティサイトが無ければ到底出会うことが出来なかった、遠く離れた場所にいるあの人。それが最大の強みだと思っていました。

しかし、もう一つ、「多様性の許容」というのがメディアとしての強みなのだそうです。マスメディアは時間や紙面の都合上、どうしても限られた量の情報しか流せない側面があります。ですが、インターネットは制限がない、これが他メディアからすると革新的なのだと。

分かっていたようなことですが、改めて言われると、なるほどなあと思います。

ネイチャーテクノロジーこそクールジャパンだ!


さて、最後に生物多様性の話に戻りますが、個人的に一番刺さったのはこの動画。

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トンボの羽をヒントにしたマイクロ風車、ワクワクしますね。

ネイチャーテクノロジーとは、テクノロジーにどうやって自然観を取り戻すか?ということだそうですが、石田秀輝教授はこの動画の中でこのように言っています。

日本人は今も心に自然観を大事に持っている珍しい民族なのです。ですから、テクノロジーに自然観を取り入れたものが最も受け入れられるのは日本人であり、それを世界に輸出することで日本人は尊敬されるようになるのではないでしょうか。
おー、なんともクールジャパンじゃないですか!?

グローバル化が進む中で、こういうクールジャパンな発想が、ビジネスとしても競争力のあるものだと確信します。

学生へ捧ぐ、「悩みすぎない」のススメ

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以前の私のこんなしょーもないtweetにわれらが師匠えとじやさんがこんなエントリーを書いてくれました。

雪山でまた考えた 〜不惑と知命のはざまだし。 - えとじや お。

なんと!雪山でまた、、、ありがとうございます(笑)さて、せっかくなんでこのとき考えていたことを僕もブログに書きたいと思います。

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最近の学生って大変ですよね。

今春の新卒の就職率は7割を切って過去最低水準の見込みだとか。

メディアでも色々取り上げられていますが、色んな人がそれぞれ色んこと言うし、正直どうしていいか困っちゃうんじゃないかな。例えば、週刊ダイヤモンドの就活特集宮台真司さんは「適職という幻想を捨て去る仕事はただの糧と腹をくくれ」と言っていたり、逆に堀江さんは「就活なんてやめてやりたい仕事を見つけろ」と言っていたり。

でも、自分がどうだったかって思うと、新卒の時なんて何も考えてなかったですよ。。仕事は仕事だし、でかいとこ行きゃいいのかな。くらいなもんでした。(周りもまあそんな感じでした)

ところがですね。実際社会に出てみて、働き始めたら、仕事って「割り切ってやる」ほど小さな問題ではなかった訳ですね。これだけ自分の人生の多くを占める「仕事」というものに、やりがいを見いだせなかったら本気でヤバいって思い始めたんです。24,5の頃ですかね。

そこから、自分のやりたいことをひたすら悩み続け、はや十余年。。

えとじやさんが、大手企業をやめ、独立を決めたのは、そういう決断の転機って何なんだろう?
「不惑の年」の話を聞いた日は、そんな気持ちだったんだと思います。

もし、このエントリーが学生の方に見ていただけるのであれば、僕はこう言いたいのです。

結局、二十歳そこそこで、どれだけ悩んだところで、正しい答えなんて出るわけ無いんです。40歳になるまで頑張っていれば自ずと答えがでるから必要以上に焦るなと。

脳科学にも詳しいヤフー株式会社COO室室長の安宅和人さんの「イシューからはじめよ」という本の中で、こういう事が書かれています。

良いイシューの3条件の一つとして、「答えが出せる」ものでなければならない。答えが出せないことについて考えるフリをすることは、ただ「悩んで」いるだけで、「考える」こととは明確に違うのである。(本書から意訳して記載してます)

要するに、自分がどんな仕事をやりたいか考える事はもちろん重要なのですが、答えが出ない領域まで必要以上に悩む事はやめたほうがいい、という事です。どうせ10年以上答えは出ませんから。

そして、その事をこのさとなおさんのエントリーを見て、ふと思い出したわけです。
「人生で何をやりたいか」が決まるとき - さとなお.com

ちなみに、この本は非常に示唆に富んでいるため、きっと今後もブログにちょくちょく出てきます!

イシューからはじめよ―知的生産の「シンプルな本質」イシューからはじめよ―知的生産の「シンプルな本質」
著者:安宅和人
販売元:英治出版
(2010-11-24)
販売元:Amazon.co.jp
クチコミを見る

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インターネットの仕事に従事する者として、ネットの利便性がもっと多くの人々や多くの生活シーンに役立ってほしいと常々願っていますが、特に日本におけるネットサービスの使われ方には、どうも偏りが大きく、国民性と一言で片付けてしまうには納得できないモヤモヤ感がずーっとありました。

その中で、コミュニケーションサービスと社会心理学の関係性は前から興味があって、社会背景を踏まえて今後どういったことをやるべきなのかを時々考えたりします。

中学生からの愛の授業中学生からの愛の授業
著者:宮台真司
コアマガジン(2010-06-15)
おすすめ度:4.5
販売元:Amazon.co.jp
クチコミを見る
この本は会社のT元氏の薦めで買ったのですが、(タイトルは「えっ?」て感じなのですが)実に本質を突いていて面白いです。

別にインターネットのことをそんなに書いてる訳ではないですが、コミュニケーションの変遷と、草食男子、腐女子、援交、キレる若者、ゆとり教育などの社会現象が非常に分かりやすく説明されています。

「物の時代」から「コミュニケーションの時代」に変わり、教育や社会制度が時代に合わなくなってきている日本において、本当に幸せをもたらすコミュニケーションサービスとは何なのか?

インターネットの世界だけではなく、社会全体のつながりに目を向けるとヒントはあるように思います。

そういえば昔、ネトゲ廃人とか話題になってましたが、インターネットが普及したことによるコミュニケーションの変質の象徴であり、程度の差はあれ、本質的には最近の社会現象の原因と変わってない気がします。

求めすぎる人々
http://kerberos.s66.xrea.com/aln/archives/000080.html

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