バブルについて考えてみる。Part2
この間バブルについて書きたかったことの続きです。バブルの話でいうと、ビジネスとしてのバブル以外にも、職種のバブルというのもあると思っています。自分の職種の需要が無くなってしまうかも?という危機感はつきまとうもので、「今の仕事をあと10年やっていられるのかな?」とか、「個人としての市場価値がどうなのか?」、ということをもやもやっと考えたりします。
これは、実はあまり考えていても答えはでない(誰にも分からない・・・)ものなのかもしれませんが、少なくともそういった危機感を持ちながらアンテナを高く張っていることは必要なことでしょう。
けれども、もっと重要なことは、取り組んでいる仕事において、「問題となっている事象を抽象化して、悩み考えること」ではないかなあと思ったりします。
過去に経験していた苦労が思わぬところで役に立ったりすることは意外に多いものです。
苦境に立たされたときにどう行動したか?
周囲の人に動いてもらえない時にどのように説得したか?
こういう自らが悩んで、考え抜くことが、ビジネスマンとしての重要な資産になり、それはバブルがはじけても消えることのないスキルなのではないでしょうか。考える癖、って重要ですよね。
ということで、最近は本をバーッと読むよりも、ゆっくりいろんなこと考えながら読んでたりしてみてます。そのまま鵜呑みにするのではなく、極力自分の身に置き換えて考えてみたり、何かに応用できるかな?とか考えてみたり・・・
でも、気づくとたまに、本を開いたままポカーンとしてるので、はたから見ると変な人ですね...(; ̄Д ̄)