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インターネットの仕事に従事する者として、ネットの利便性がもっと多くの人々や多くの生活シーンに役立ってほしいと常々願っていますが、特に日本におけるネットサービスの使われ方には、どうも偏りが大きく、国民性と一言で片付けてしまうには納得できないモヤモヤ感がずーっとありました。

その中で、コミュニケーションサービスと社会心理学の関係性は前から興味があって、社会背景を踏まえて今後どういったことをやるべきなのかを時々考えたりします。

中学生からの愛の授業中学生からの愛の授業
著者:宮台真司
コアマガジン(2010-06-15)
おすすめ度:4.5
販売元:Amazon.co.jp
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この本は会社のT元氏の薦めで買ったのですが、(タイトルは「えっ?」て感じなのですが)実に本質を突いていて面白いです。

別にインターネットのことをそんなに書いてる訳ではないですが、コミュニケーションの変遷と、草食男子、腐女子、援交、キレる若者、ゆとり教育などの社会現象が非常に分かりやすく説明されています。

「物の時代」から「コミュニケーションの時代」に変わり、教育や社会制度が時代に合わなくなってきている日本において、本当に幸せをもたらすコミュニケーションサービスとは何なのか?

インターネットの世界だけではなく、社会全体のつながりに目を向けるとヒントはあるように思います。

そういえば昔、ネトゲ廃人とか話題になってましたが、インターネットが普及したことによるコミュニケーションの変質の象徴であり、程度の差はあれ、本質的には最近の社会現象の原因と変わってない気がします。

求めすぎる人々
http://kerberos.s66.xrea.com/aln/archives/000080.html