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March 2011

情報大爆発時代を生き延びる、シンプル思考

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100303_mam日頃から私たちはものすごい量の情報を食べているわけですが、「抽象度を上げて考えるクセ」をつけることがとっても重要なんじゃないかと思ってます。

特に情報量が爆発している今だからこそ、「そもそもこれはどういうことか?」と自分の頭で考えて、抽象度を上げた状態で脳に格納する必要があるんじゃないかと思うわけです。

シンプルに考える、とも近いでしょうか。

抽象度という言葉は、脳科学者の苫米地英人さんがよく使う言葉ですが、一文を紹介します。
経験したことのない未知の問題に対し、これまでに経験したことや知識と、抽象度の高い思考とを結びつけることで、具体的な解決策を見つけ出せる。 by 苫米地英人
また、「イシューからはじめよ」の著者、安宅和人さんはこう言います。
「人が何かを理解する」というのは、「2つ以上の異なる既知の情報に新しいつながりを発見する」ことだと言い換えられる。 by 安宅和人
どちらも、脳がどう情報を結びつけ、どうやって引き出せるかという視点での話なのですが、なるほど、という感じがします。

よく本を読んでいて思うのですが、学者や物書きの人は、あえて物を難しく、そしてもっともらしく書く傾向にありますよね。まあ、職業柄確信犯的にやっているのでしょうが。。私たちは、その専門用語に惑わされがちですが、結局人間が活動している中で生まれている事象の多くは、大半が昔からあったことであり、抽象度を上げて考えると、「あぁ歴史は繰り返されているな」と思う事が少なくありません。

この欲望はそもそも何だろうか?

この行動はそもそも何だろうか?

フローな情報をそのまま食べ続けていても情報メタボになってしまいます。

抽象度を上げ、シンプルに考えることで、自分なりの視点を身につけたいものです。



Biodiversity(生物多様性)に学ぶ、多様性許容の重要性

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最近心酔しているとある方がおりまして、お話するたびに色んな事を勉強させてもらってるんですが、今日はその中の一つ、生物多様性って何だ?ってお話です。

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昨年10月に名古屋で生物多様性条約第10回締約国会議(COP10)というものが開かれました。(恥ずかしながら、私はこの会議の存在すら知らなかったのですが・・・)そして生物多様性普及サイトがこちら。

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「地球にやさしい」って何?


人間とは不思議な生き物で、環境を壊しては守り、動物を殺しては保護し、そういう行動ってのはそもそも何なんでしょうか?「地球にやさしい」ってワードを良く耳にしますが、私はこの言葉があんまり好きじゃないんです。環境問題ってのは、「人類を中心としての環境問題」であって、私たちが継続的に繁栄していけるための問題なわけですが、それは「地球にやさしい」んではなく「人類にやさしい」んですよね。ぶっちゃけ地球自身は恐竜が滅亡しようが、人類が滅亡しようが知ったこっちゃないわけで(笑)

絶滅危惧種ってのが沢山いて、よくニュースになっては保護活動が生まれたりしてますが、実は私はこの理由が本質的には分かっていませんでした。イリオモテヤマネコがいなくなることで人類にどう影響するのか?「絶滅しそうだから、さあ保護しよう!」という弱者救済的な気持ちよさだったりする?とか、多少穿った見方でみちゃってました。食物連鎖の実感が希薄だったんですね。

しかし、COP10のすばらしい(本当にすばらしい)映像群を見ていたら、この辺の気持ち悪さがとてもクリアになりました。いやいや美しい。

地球生きもの いのちつながり〜生物多様性
http://biodiversity.me/tunagari/195
※なんでyoutubeじゃないのToT;

多様性を認めることの重要性


このように生物多様性とは、人間にとって害を及ぼすかどうかで不必要だと判断するのではなく、巡り巡って支え合って生きていることを理解する必要があります。そしてこれは人間同士の関係性においてもとても重要なことだと思うのです。

宗教や民族の違いに起因する争いは歴史的に繰り返されていますが、人間同士の争いというのは、多様性の許容に解決の糸口があるように思います。また、私たちの暮らしや価値観は昭和の時代と比べ、もの凄く多様化しているので、経済活動においても多様性を認めることの重要性が日々高まっているわけです。

インターネットの本当の凄さ


私はインターネットの最大の強みは、時間と距離を限りなく0にできることだと思っています。(冒頭の心の師匠は「インターネットは時空を超える」と表現していましたが。)検索が無ければ図書館で莫大な時間を費やさなければ知る事ができなかったこと、コミュニティサイトが無ければ到底出会うことが出来なかった、遠く離れた場所にいるあの人。それが最大の強みだと思っていました。

しかし、もう一つ、「多様性の許容」というのがメディアとしての強みなのだそうです。マスメディアは時間や紙面の都合上、どうしても限られた量の情報しか流せない側面があります。ですが、インターネットは制限がない、これが他メディアからすると革新的なのだと。

分かっていたようなことですが、改めて言われると、なるほどなあと思います。

ネイチャーテクノロジーこそクールジャパンだ!


さて、最後に生物多様性の話に戻りますが、個人的に一番刺さったのはこの動画。

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トンボの羽をヒントにしたマイクロ風車、ワクワクしますね。

ネイチャーテクノロジーとは、テクノロジーにどうやって自然観を取り戻すか?ということだそうですが、石田秀輝教授はこの動画の中でこのように言っています。

日本人は今も心に自然観を大事に持っている珍しい民族なのです。ですから、テクノロジーに自然観を取り入れたものが最も受け入れられるのは日本人であり、それを世界に輸出することで日本人は尊敬されるようになるのではないでしょうか。
おー、なんともクールジャパンじゃないですか!?

グローバル化が進む中で、こういうクールジャパンな発想が、ビジネスとしても競争力のあるものだと確信します。

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